# 【Claude Code】Power Platform 開発を丸投げしてみたら、人間の仕事は「判断」と「手足」だけになった

- 公開日: 2026-08-01
- カテゴリ: Power Platform
- 著者: tan（@kama_bizdev）
- URL: https://flow-with-tech.com/claude-code-power-platform-delegation/
- サイト: 改善紀 — 好奇心の赴くままに。

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![完成した「おれ作 博物館」。展示ホールを歩くように自分の作品を眺められる](https://flow-with-tech.com/media/posts/claude-code-power-platform-delegation/eyecatch-museum-demo.gif)

## この記事を読んでわかること

- Claude Code を使うと、Power Platform の開発がどんなふうに進むのか
- その進め方の中で、**人間は何をすればよくて、何を AI に任せればいいのか**
- Premium ライセンスなしで、自分のアプリ・フロー一覧を収集する仕組みの作り方（と、そこで踏んだ地雷）

## 突然ですが、自分が今まで作ったアプリ、把握できていますか？

私は把握できていませんでした。作っては忘れ、作っては忘れ。気づけば環境の中に、名前を見ても中身を思い出せないアプリが溜まっています。

そんなとき、Power Automate には環境内の Power Apps 一覧を取得できるコネクタがあるらしい、という話を知りました。じゃあそれを使えば、自分の資産を管理する仕組みが作れるのでは？

……と思ったものの、調査するのもやってみるのも、正直ちょっと大変です。コネクタの仕様を調べて、Premium かどうか確認して、SharePoint リストを設計して、フローを組んで。考えただけで週末が溶けます。

ということで、**Claude Code に丸投げしてみることにしました。**

## 何を作ったか

自分が作った Power Apps と Power Automate の一覧を Power Automate で自動収集して、**博物館のように展示するキャンバスアプリ**を作りました。その名も「おれ作 博物館」です。

なぜ「管理台帳」ではなく「博物館」なのか。これは調査の結果、方針を変えたからです。

一般的なメーカー権限（管理者権限なし）で取得できるのは、**環境全体ではなく「自分が所有・共有している分」だけ**でした。全社の資産を棚卸しする台帳にはできません。

でも、逆に考えると「自分が作ったものしか取れない」なら、いっそそっちに振り切ればいい。管理する台帳ではなく、**自慢する博物館**にしてしまえ、と。制約をコンセプトに変換したわけです。

結果、収集できたのはアプリ **262 件**、フロー **84 件**でした。我ながら作りすぎです。

### 前提・制約

- **Premium ライセンスなし**で作る（＝標準コネクタと SharePoint リストだけ）
- **管理者権限なし**で動く（一般メーカーのままで完結させる）
- 人間が細かく口を出すこともできますが、今回はあえて**丸投げ**する

そもそも Claude Code で Power Apps を作るとはどういうことか、という話は以前にも書いています。

/claude-code-power-apps-development/

## 丸投げの実況

ここからは、実際にどう進んだかを時系列で書いていきます。

### 1. まず統括役を立てる

いきなり作らせません。最初にやるのは、**一番賢いモデルを現場監督にする**ことです。

私は `/delegate` という自作スキルを使っています。中身はシンプルで、「統括役のモデルは発明・裁定・最終検品だけをやり、実作業はサブエージェント（Opus / Sonnet / Haiku）に振れ」という分担ルールを恒久化したものです。

![/delegate スキルを呼び出して統括体制に入るところ](https://flow-with-tech.com/media/posts/claude-code-power-platform-delegation/01-delegate-skill.png)

スキルの中身は、ほぼこの表だけです。

| 仕事の種類 | 担当 |
|---|---|
| 発明・統率・最難関・最終検品 | メインループ（統括モデル） |
| 調査・実装・執筆・レビュー | Opus |
| 事務・台帳更新・整理・commit 文面 | Sonnet |
| 単純機械作業 | Haiku |

これに、運用の型を数行だけ添えてあります。

- **並列 fan-out**：独立したタスクは1メッセージで同時に起動する（直列に待たない）
- **バックグラウンド既定**：起動したら待たずに次の仕事を進める
- **続投 > 新規**：同じ成果物の修正は、新しく起こさず同じエージェントに続けさせる
- **プロンプトは自己完結**：サブエージェントは会話履歴を見られないので、前提を毎回書く
- **検品は統括の責任**：委任しても品質責任は監督側にある

迷ったら1段安いモデルに振って、検品で品質を担保する。要は、**社長が全部自分で手を動かさない体制**を最初に作る、ということですね。

なお、サブエージェントをぽんぽん起動するとその分お金もかかります。1タスクいくらだったのかを測る仕組みは、別の記事で作りました。

/claude-code-credit-log/

### 2. 勝手に調査を始める

ここがすごいところなのですが、「作って」と言うと、**まず作り方を調べ始めます。**

今回で言えば「Power Apps for Makers / Power Automate Management / Power Platform for Admins の各コネクタは標準（非 Premium）なのか」「一般メーカー権限で取れる範囲はどこまでか」「ページング・スロットリングのハマりどころは」あたりを、調査専門のサブエージェントがバックグラウンドで調べていきます。

![調査エージェントをバックグラウンドで起動し、その間に方針を組み立てているところ](https://flow-with-tech.com/media/posts/claude-code-power-platform-delegation/02-research-agent.png)

しかも頼んでいないのに、**CoE Starter Kit（Microsoft 公式の管理キット）との比較**まで気を利かせて調べてくれていました。結論は「CoE Starter Kit は保守終了済みで、後継は管理者専用。だからメーカー権限方式の存在意義は『軽いから』ではなく『管理者じゃなくても使えるから』だ」というもの。

自分では思いつかなかった角度で、作る理由を言語化してくれたわけです。ちょっと悔しいですね。

### 3. 人間の判断を求めてくる

調査が終わると、**人間にしか決められないことだけ**を聞いてきます。今回は3問でした。

- 台帳のスコープをどうするか（自分の所有分だけしか取れない、という調査結果を踏まえて）
- 台帳に手動管理列（人間が書く列）を付けるか
- 見る画面はどうするか

ありがたいのは、選択肢に **(Recommended)** が付いていることです。迷ったらとりあえずこれを選んでおけば OK です（笑）。私は3問とも推奨どおりに答えました。

![人間の判断を求められる場面。選択肢に (Recommended) が付いている](https://flow-with-tech.com/media/posts/claude-code-power-platform-delegation/03-recommended-questions.png)

もう一点、地味に優秀だと思ったのが、**調査結果を使い捨てにせず、根拠ファイル（一次 URL 付き）として残している**ところです。後から「なんでこの判断にしたんだっけ？」と辿れます。

### 4. たまに、人間が HaaS として働く

とはいえ、Claude Code にもできないことがあります。そういうときは**人間に仕事が発注されます。**

> **HaaS（Human as a Service）とは**
> 人間が AI に呼び出されて、主に API キーの取得や物理空間での作業を担うこと。

![Claude Code から人間へ作業が発注される瞬間](https://flow-with-tech.com/media/posts/claude-code-power-platform-delegation/04-haas-request.jpg)

今回発注されたのは、**コネクタの接続の認証**でした。実は Power Automate の接続そのものは API から作成できて、しかも `201 Created` が返ってきます。ところが中身を見ると認証が通っておらず、使えません。OAuth の同意画面はブラウザ以外に経路がないからです。

なので、AI が出してきた URL を人間がブラウザで開いて、ポチッと同意する。従順な手足です。

![渡された URL を開いて接続作業を担当する人間](https://flow-with-tech.com/media/posts/claude-code-power-platform-delegation/05-haas-connection.png)

同じ理由で、**空のキャンバスアプリを作って「共同編集を有効にする」のも人間の仕事**でした。ここまでやったら、あとは URL を Claude Code に渡して MCP で接続してもらうだけです。

## 詰まったところ

ここからが記事の本番です。丸投げとはいえ、横で見ていると**そこそこ派手に転んで**います。無かったことにはしません。

### 1. 「1回しか実行していないのに 426 行入る」

一番の山場でした。収集フローを**1回だけ**実行したのに、SharePoint リストが **426 行**になっています。しかしアプリの ID でユニークを取ると **262 件**しかない。つまり **164 行が重複**です。

面白いのは、2回目・3回目に実行しても1行も増えないことでした。突合ロジック自体は正しいのです。

犯人は、**「マップに無ければ POST する」という処理が冪等ではなかった**ことでした。SharePoint がスロットリングでエラーを返しつつ、**実際には書き込みがコミットされていた**。そこに Logic Apps の自動リトライがもう1行作る。だから1回の実行の中で二重に増える。重複が、書き込みの集中した環境（251 件）に偏っていたのも、スロットリング説と一致していました。

対策は、**アプリ側のロジックではなくデータ層の制約で保証する**こと。キー列に「重複禁止」（EnforceUniqueValues）を付けて、リトライ側の POST を SharePoint 自身に弾いてもらう構成に変えました。修正後は 262 行 / ユニーク 262 / 重複 0 です。

ここで得た教訓が、今回の一番の収穫でした。

> **POST は冪等ではない。「事前に存在チェック → 無ければ作る」は、競合とリトライには勝てない。**
> そして**「重複が無いこと」は件数ではなくキーのユニーク数で検査する。**

件数だけ見ていると「1回目も2回目も 426 行」なので、冪等に見えてしまうんですよね。実際そう見えていました。

### 2. 何も言わないのに 1/3 しか取れない

`Get Apps` アクションは、**既定だと 98 件しか返しません**。ドキュメント上の既定値は 250 なのに、実測は 98 でした。

しかも**エラーは一切出ません**。ページングの設定を付け忘れると、静かに 1/3 だけ収集して成功します。これは怖い。設定を入れたら 251 件が返るようになりました。

### 3. 調査レポートを、実測がひっくり返した

これは AI との付き合い方として面白かった話です。

事前の調査レポートには「フローの所有者は `creator` から取れる」と書いてありました。ところが実際にデータを取って数えてみると、返ってきた 71 本が**きれいに2群に割れていた**のです。

| | 件数 | creator | owningUser |
|---|---|---|---|
| ソリューションフロー | 51 | **null** | あり |
| 非ソリューション（マイフロー） | 20 | あり | **null** |

つまり所有者のフィールドが**フローの種別で排他**になっている。レポートどおりに実装していたら、資産の主力であるソリューションフロー 51 本すべてで、所有者が空欄になっていました。

**調査は当たりを付けるためのもので、正解は実測でしか確定しない。** ここは AI の調査結果でも、人間の記憶でも同じですね。

### 4. 部品が丸ごと消える（キャンバスアプリ編）

最後にキャンバスアプリ側でも一つ。展示写真をアップロードする画面を作ったのですが、**添付ファイルの UI が画面に丸ごと出てきませんでした。**

原因は、フォームの幅でした。既定の 292px がデータカードの最小幅を下回っていて、**カードごと描画されていなかった**のです。320px に広げたら普通に出ました。エラーも警告も出ないので、これも気づきにくいタイプです。

## 結局、人間は何をしたのか

丸投げした結果、私がやったことを並べてみます。

1. 最初に「こういうものが作りたい」と言った
2. 「自分の所有分しか取れないなら、いっそ博物館にしよう」と方針を決めた
3. 3問の質問に (Recommended) で答えた
4. ブラウザを開いて接続の同意を押した（HaaS）
5. 空のキャンバスアプリを作って共同編集をオンにした（HaaS）
6. できたものを実機で触って「写真も飾りたい」と言った

**コンセプトの裁定と、手足。** それだけです。コネクタの仕様調査も、フローの実装も、重複バグの切り分けも、私は横で見ていただけでした。

逆に言えば、この6つは**AI には決められない・できない**ということでもあります。特に2番の「制約をコンセプトに反転させる」は、私が一番楽しかったところでした。ここを AI に譲ってしまうと、たぶん面白くない管理台帳ができあがっていたと思います。

この「判断と手足だけ担当する」進め方は、Power Platform に限りません。CAD を一度も触らずに3Dモデリングしているときも、やっていることはほぼ同じでした。

/claude-code-3d-modeling-method/

## まとめ

- Power Automate の標準コネクタだけで、自分の Power Apps・Power Automate は収集できる（**Premium も管理者権限も不要**）
- ただし取れるのは**自分の所有・共有分だけ**。そこは制約として受け入れて、コンセプトごと寄せてしまうのが早い
- Claude Code に丸投げすると、**調査 → 裁定の依頼 → 実装 → 検証**まで走る。人間の仕事は「判断」と「手足」に寄っていく
- とはいえ転ぶときは派手に転ぶ。**件数だけ見て安心しない**（重複はキーのユニーク数で数える）

自分の作ったものが博物館に並んでいるのを眺めるのは、想像よりずっと良かったです。262 件も作っていたのかと、素直に驚きました。皆さんもぜひ、自分の環境を棚卸ししてみてはいかがでしょうか。（数を見て「これ全部メンテするのか」と青ざめる可能性はあります）
